メタトレーダーの稼働中におかしな動きや、動作不良はだれでも体験されているかとおもいます。メタトレーダーはPCに負荷のかからない軽くて使いやすいツールですが不具合もよく発生します。アンインストールをして入れ替えたり、再度のインストールで大概なおりますが証拠金が不足しているのにシステムがおかしいと勘違いしたりすることも多々ありますので、エラーコードを知っておけば原因がすぐわかり何が原因か特定しやすいのでむやみな再インストールやわずらわしい問合わせ等を避けられます。
よくありがちな現象としてはEAを稼働してみたけど、何日たっても取引しない、成り行き注文時にポップアップが出現して取引が不可能だったり・・・というような現象ではないでしょうか?
そういったときの対処方法やまず何が起きているかを知るのにターミナルの「操作履歴」や「Experts」タブを開いて見てみましょう。MT4の動作状況が表示されてますので色々な情報を取得することが出来ますよ。
エラー表示にはメッセージの先頭(左側)に 赤い三角マークの表示がされています。※黄色の三角のマークは動作の履歴ですので、 特に気にする必要はありません。
え希スパートタブににエラーメッセージが時系列で並んでいきます。 (画像はエキスパートタブ)操作履歴にもエラーメッセージがでますので不具合時にはそちらも確認します。FX業者や、EAの販売・提供業者にこの部分のログを取得し送付することでお問い合わせ時にスムーズに問題も解決しますのでログも活用してみましょう。
ログの出力方法についてはこちら⇒ログの出し方
下記のエラーコードは主に取引中のポップアップでもみられる出現頻度の高いエラーコードになります。 詳細なエラーコードの一覧については次の記事で!
2 | Common error | 一般エラー・共通エラー |
128 | ERR_TRADE_TIMEOUT | トレード時間切れ |
129 | ERR_INVALID_PRICE | 無効な価格値 |
130 | ERR_INVALID_STOPS | 無効なストップ値 |
131 | ERR_INVALID_TRADE_VOLUME | 無効なロット数 |
132 | ERR_MARKET_CLOSED | 市場がクローズ・取引時間外 |
133 | ERR_TRADE_DISABLED | 注文不可 |
134 | ERR_NOT_ENOUGH_MONEY | 証拠金の不足 |
136 | ERR_OFF_QUOTES | 相場価格から離れている |
137 | ERR_BROKER_BUSY | 仲介側がビジー状態 |
【traders-pro】管理本部 吉村