MT4について、そんなの知っているよ!っていう機能かもしれませんが、意外と知らない方もたくさんいたので今日は3つ基本的かつ便利な機能のご紹介します
1.気配値表示に各通貨のスプレッドを表示する
設定は簡単です、気配値表示上で右クリックし
文字の帯中央あたりにある「スプレッド(r)」をクリック。
そうすると気配値表示のBID,ASKの右側の「!」にスプレッドが表示されます。
(注意!スプレッドはポイント表示なので
10で割った数値がPIPSのスプレッドになります)
下記の図ではUSDJPYのスプレッドが
1.6ということになり、GBPJPYは10PIPSとなりますね。
2.注文中のラインを表示、ワンタッチでラインを移動してストップロスやテイクプロフィットを設定
この設定をするためにはワンクリック注文を有効にする必要があります。
ワンクリック注文の設定はMT4上部のツール→オプション→取引タブを選択し
下方の「ワンクリック注文」にチェックをいれ、(この時免責確認の画面がでるのでOKし)有効化するにはMT4を一度起動する必要があります。
この設定後次に、同じくMT4上部のツール→オプション→チャートタブを選択し
「チャート上にポジションとオーダーを表示のラジオボタンにチェックをいれ、
OKで画面を閉じます。ポジションを持っていれば下記チャートのように
グリーンのラインが保有中のポジション、赤いラインはストップロスや、テイクプロフィットが表示されます、複数ポジションがある場合葉には左側に注文番号やTP等の表示があるのでどのポジションのラインなのかが判別可能です。
このテイクプロフィットやストップロスラインはチャート上でドラッグすることで簡単に位置を変更することが出来るのでとても便利な機能ですよ。
3.MT4を軽くるする!
MT4で取引の分析ツールやサインツールを複数表示して時間別、取引通貨ペアごとにたくさんのチャートを表示することにより、MT4が重くなり、時にはMT4が
落ちてしまったりフリーズして何もできなくなってしまうお客様からのお問い合わせが頻繁にあります。
私の経験上表示するツールの数にもよりますが、表示チャートは最大8枚くらいがお勧めです。
ただ以下の設定でかなりMT4が軽くなりますのでお試しください。
①表示通貨ペア数を最小限に限定する。
ここでまた「気配値表示」を表示します、気配値に表示されているペアはすべてのそレートを読み込んでいるためここを絞ることによってかなりMT4の負荷が軽減されます。
気配値表示上で右クリックし「すべて非表示(H)」をクリックしますと、現在チャート表示されていないすべての通貨ペアが消えチャートにて利用中のペアのみにしぼられます。
また、利用通貨ペアを編集したい場合は「通貨ペア(y)」をクリックし表示、非表示でそれぞれ気配値に必要なレートを編集可能です。
これにより多数通貨ペアのあるブローカーのMT4の負荷はかなり軽減できます。
②読み込みティック数、バーの数の調整
ここでは、MT4のデフォルトのチャート上のバーの本数の読み込みを調整します。
ツール→オプション→チャートタブを選択します。
下記画像のヒストリー内バー数の数値を 1000~5000など数値を下げます。
チャートの最大バー数も同じく数値を下げ、「OK」で画面を閉じ一度MT4を再起動してください。これでMT4はかなり軽い動きとなります。
ただし、一つ注意が必要です!過去足を検証しながら利用するサインツールやEAを利用されている方はチャートの最大バー数が1000本にした場合に1000本までしか過去を検証できませんので過去足を検証するツール等ご利用中の場合は機能しなくなるので注意が必要です。
【traders-pro】管理本部 吉村