スワップポイント3倍デー★

スワップ派におなじみの言葉ですが初心者の方向けのスワップ三倍デーのお話です。

 

スワップ金利=スワップポイント=スワップ 実は本来はそれぞれ同じ意味ではありません。元語源は交換するという意味です。ここでは日々の取引で通貨を保有することによって得られる(マイナスにもなる)スワップポイントということで説明しますね

FXでは取引による為替差益以外にも利益を得ることができます。それはスワップポイントとよばれる2国間の取引による金利の差損分調整額、つまり金利差から得られる利益のことを言います。

例えば日本のような低金利通貨を売り、豪ドル(オーストラリアドル)のような高金利通貨を買うと、その金利の差額を毎日受け取ることができるのです。要するにAUG/JPNを買い、そのままホールドしておくとその金利差額、2018年8月末ですと一番高い国内業者さんで1万通貨あたり50円になります。

 

この1.4%分が現在1万通貨あたり毎日50円くらいになりす。 金額はさほど大きくはありませんけど、毎日必ず付与されるので魅力のある利益ですしこれを利用した取引手法もあります。

そしてこのスーパーのポイントデーのようなタイトルの本題に入ります。

このスワップポイントは週のある曜日に一度取引をすると一気に3日分される曜日があります。それが木曜日(正確には水曜日にポジションを持って木曜オープンまで持ち越す)になります。

そして時間帯ですが、通常スワップポイントは、NY市場が閉まる時間帯(NY時間17時)、日本時間でいうと木曜日の朝7時(サマータイム6時)、この時間帯をまたいでポジションをホールドしている、持ち続けていると発生、つまり

 スワップは、保有しているポジションが翌営業日へと繰り越される(ロールオーバーされる)ときに発生します。スワップポイントは、通常取引完了の2営業日後に受け渡しされることになっています。木曜日の2営業日後は、翌週の月曜日になります。

土日が営業日ではないので、通常より2日間多く決済までかかるため、3倍というより3日分貰えるということになります。文字で書くと少々分かりにくいですが、休みの時に貯まったポイントをまとめて支払ってくれるというイメージで考えてください。

また、ゴールデンウィークのように祝日が4~6日続く場合は、スワップ4倍デー、スワップ5倍デー、スワップ6倍デーとなる場合もあります。ただし、スワップ2倍デーは有りません。

 

スワップ発生の時間帯や日数は証券会社ごとに微妙に異なるので、ホームページ等やお問い合わせをして確認が必要です。

【Traders-pro】管理本部 吉村